105人が本棚に入れています
本棚に追加
――次の日の朝
窓の外を見ると、いつものように雪野が家の前で待っている。
鞄を持って玄関を出た。
「おはよう♪♪」
「おはよう。あのさ…悪いけど、やっぱ一緒に学校行ったりできない。」
「なんで??」
「前も言ったろ?俺、彼女いるから。」
「でも彼女さんとは違う学校なんでしょ??じゃあバレないじゃん♪♪私、せめて友達でいてとは言ったけどまだ諦めてないんだよ??白石くんのこと。」
「………なんか、こういうの俺ら付き合ってるみたいだな……。」
「そうだね♪いっそ付き合っちゃう??」
「だから俺は………」
「分かってるよ。浮気しちゃおうよ。」
「何言って……。」
「ちょっとだけならいいでしょ?」
「…………。」
最初のコメントを投稿しよう!