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授業の大半は寝て過ごしてるから、すぐに放課後になった。………気がする。
誰もいなくなった教室で待っていると雪野が来た。
「委員会で遅くなった~。ごめんね。」
「別に。あの、俺付き合ってる奴いるからお前とは付き合えないって………」
最後まで言い終わらないうちに、また俺の言葉を遮ってきた。
「あぁ、死ぬって言ったのは嘘だよ♪彼女いるんだもんね。じゃあ、せめて友達にはなってくれる??」
「うん…。」
「ありがと♪これ、私のメアドだから。家に帰ったら送ってね。」
「分かった。」
あまり知らない奴に死ぬって言われたから怖い奴なのかと思ったけど、以外と普通だ。
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