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明日も仕事がある者が多いため、皆お酒こそ飲んではいなかったが、村の中心の村長の家の前に焚き火を焚かれ、その周りには豪勢な食事が並んでいた。
そして、食べや歌えやの宴会が行われ、宴会に参加している者が村長の息子へと声をかけた。
「よう!楽しんでるか?」
小さい村なので、村人全員が知り合いで気心も知れている。
一部例外もいるが。
その例外のことを考えてぼんやりしていたクコルイドは、その青年に声をかけられるまで気がつかなかった。
「ハントスさん!はい!
来てくださってありがとうございます!」
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