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『来るわけないじゃないですか。マスターに会えばいつも虐められていた上に、あの方を嫌う人が今日は沢山来てるんですから。』
クコはクコルイドが単純で、猪突猛進な性格をしているからか、抑止役としてキャツー・ブラックには珍しく、猫というよりは犬の性格に似ていた。
『ふん。』
クコルイドはクコに本当の事を言われ、黙ってしまった。
(全く…素直じゃないんだから…)
押し黙ってしまったクコルイドに対し、クコはそう心の中で呟いた。
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