新春

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まあそんなこんなで自己紹介タイムは終了。 「よし、俺も皆の事は覚えられたし、終わりにしよう! 西園寺君、号令をよろしく!」 西園寺ざまぁ。 「えー、起立、気を付け、礼」 「ありがとうございましたー」 よし帰ろう。 「沙雨那ー、帰ろうぜー」 とりあえず沙雨那に接近。 「あ、お兄様、今から生徒会があるんです。 待っててくれますか?」 初日から生徒会とは大変だのう。 「OKOK。じゃあ教室で待ってるから終わったら来てくれー」 「分かりましたー」 そう言うなり沙雨那は生徒会室へ。 さて、教室でダラダラするかな。 「あ、翼君何してるのー?」 何か女子が群れてきた。 「沙雨那を待ってるんだ。 初日から生徒会って忙しそうだよなー」 「あ、沙雨那ちゃん待ってるんだ。 沙雨那ちゃん、こんなお兄ちゃんがいて幸せそうだね。 あ、今日塾あるんだ、早く帰らなきゃ。 じゃあね、翼君」 「ああ、じゃあな」 そして誰もいなくなった。
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