-5月23日

11/30
前へ
/116ページ
次へ
  しばらく待っていると、バスが来た。     そしてバスに乗り込むと…   見慣れた顔があった。     「あれ…龍?」     ええっ!     「あれ…学校は?」     亮だ。     「さぼり!…龍はどっかいくの?」     「さぼりかよ…。俺は、渚に由己の連絡先聞きに行こうと思って」   「…決めたんだ?」     「うん。なんだか…やっと踏ん切りついたんだ」     「良かった。心配してたんだぞ!」     「心配かけてごめんな。そういえば…亮どこいくん?」     「俺?渚のとこ」       …忘れてた…。 2人は… 付き合ってるんだっけ。   「…お前渚に会うためにさぼりかよ…」     「…へへ」     「…」     俺は、亮の隣りに座った。
/116ページ

最初のコメントを投稿しよう!

409人が本棚に入れています
本棚に追加