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この日、亮とは久しぶりに会った。
最近何かと忙しかったらしい。
そのため話は盛り上がり、いつの間にか旅館の近くのバス停に着き、俺と亮はバスから降りた。
「んじゃ行くか~!」
亮は、そう言うと旅館とは反対側へ歩き出した。
「あれ…亮、旅館行くんじゃないの?」
「あ、渚今日休みだから…家にいるよ。休みっていうか…辞めたいらしいけど」
「渚、旅館の仕事好きって言ってなかった?」
俺も、亮に疑問を問いながら歩き出した。
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