-5月23日

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  この日、亮とは久しぶりに会った。   最近何かと忙しかったらしい。     そのため話は盛り上がり、いつの間にか旅館の近くのバス停に着き、俺と亮はバスから降りた。       「んじゃ行くか~!」   亮は、そう言うと旅館とは反対側へ歩き出した。     「あれ…亮、旅館行くんじゃないの?」     「あ、渚今日休みだから…家にいるよ。休みっていうか…辞めたいらしいけど」     「渚、旅館の仕事好きって言ってなかった?」   俺も、亮に疑問を問いながら歩き出した。  
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