-5月23日

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    「着いたよ」     考え事をしている俺に亮が言った。     「早!近いな」     「だろ?よく来るんだ」     亮は、家の呼び鈴を鳴らした。     それが鳴り終わると同時にドアの向こう側で物音が聞こえ、すぐにドアが開いた。     「入って!…って…あれ?龍?」     「…あ、久しぶり!」     「久しぶりだね~!どうしたの?…あ、家に上がって」     渚は、そう言うと俺と亮を家の中へ案内した。    
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