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他にもＡ良君という天草出身のマルコメボーイがいることを覚えていてほしい
彼とは馬があい､高校の頃一番喋っていた
今大学でボクシングを頑張ってる
「やっぱ女て運動せんと太るばい」
「前の方が良かったね」
俺は人の不幸が好きなので､この話をするだけでビールが美味い
なんやかんや楽しく飲んでいるうちにＯ川君が
「てか…つまらんくない？」
と言いだした
Ｏ川君はこういう場面で空気を読まずに発言するから､本当に良い奴なんだと思う
「じゃあCLUB行かない？」
と俺は言った
俺はCLUBがかなり好きで､知ってる人は「ﾔ○ﾁｬﾝは週末の夜は大抵街にいるんだろうなぁ」と思っている人が多いはずである
「いいね！暇だし！」
「そやね…」
こうやって簡単にCLUBに行くことになったのだが､俺はみんなをCLUBに誘ったことを後から死ぬほど後悔することになる
中に入ると人もけっこう入っており､音もHIPHOPが多かったのでテンションは最高に上がっていた
しかし､みんなの様子がおかしい…
みんな階段に座り死んだ鯖の目をしていた
いや､むしろ鯖だった
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