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木田「待てよ尾崎!招待状をよく見ろよ!」
木田の持ってる招待状を次郎に見せた。
木田「ほら、ここ」
招待状の一番下のところを指差す。
尾崎「何々・・・、試合があります?道具は全てこちらで揃えますが、慣れ親しんだ自分のが良いと言う方は持参下さい・・・。試合って、まさか集まった連中でやんのか?つっても船内パーティーなのに試合すっとこねぇじゃん」
全く分からない書き込みに、次郎は疑問だけだ。
木田「とにかく行ってみようぜ!なぁ、頼むよ尾崎」
しつこく次郎にお願いする。
これは、"うん"と言うまでやめないパターンだ。
尾崎「分かったよ!行けばいいんだろ!行けば!」
木田のしつこさに負けた次郎は、仕方なく参加することになった。
西沢「決まりだな。返事を送っとくよ。今週の日曜だ。忘れるな」
木田「はい!」
木田はしてやったりの顔で、元気よく返事する。
尾崎(めんどくせぇな~。でも一体何の目的でこんなパーティーを・・・)
このパーティーには裏があるのではないかと、次郎は不信感を抱いていた。
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