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上田「招待されたんだよ。十波代表として。まあ三年生だし引退したから来たのさ。あと安仁屋も来てるぜ」
上田が自分の後ろの方を指差すと、そこには料理をバクバクと食べている安仁屋の姿があった。
尾崎「安仁屋さん。久しぶりです」
次郎は安仁屋の所に行き、軽く頭を下げて挨拶する。
安仁屋「おぅ!」
こうしてしばらく料理を食べたり、他愛もない話をしたりで、何だかんだパーティーを楽しんだ。
次郎らが来てから約一時間半くらい経った頃、突然部屋が暗くなった。
木田「な・・・なんだ!?」
いきなり真っ暗になり、来ていた部員達がざわつく。
すると一番前にスポットライトが当たり、そこに太ったの中年のおじさんが立っていた。
尾崎(誰だ?)
その太った男は、マイクを取り喋りだす。
野口「皆様、今日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。私はこのパーティーの主催者の野口と言います」
みんなが野口に目線が注目する。
木田「あの人、金持ちなんだろうな」
木田が小さな声で次郎に言う。
尾崎「質問があります!何が目的でこんなパーティーを開いたんです?」
次郎が声を大きくして質問すると、周りの部員らは一斉に次郎を見た。
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