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野口「ふっ、目的か・・・いいだろう。教えて差し上げましょう」
主催者の野口は鼻で笑ったあと、怪しげな笑みを浮かべる。
野口「集まってもらったのは他でもない!これから君達には試合を行っていただく!」
野口が宣言するように声を上げると、周りがまたざわざわし始める。
上田「一体誰と試合するんです?まさかここに集まったメンバー同士で?」
その中、上田が冷静に聞く。
野口「いや違う。集まってもらった君達は一つのチームだ!対戦相手は、私が選んだアメリカ中学代表チームだ!」
尾崎(ここに集まった奴らとチーム!?しかも相手がアメリカ!?)
これには、ここに集まった全員が驚いていた。
野口「さて、そろそろ試合をしていただきます。まあ勝敗を気にせず楽しくやってください。では係員の指示に従って動いてください」
野口はそう言って、先に行ってしまった。
係員「ではみなさん。こちらへ」
部屋の明かりが戻り、部屋の入口のドアの前に、さっき部屋まで案内してくれた男性が立っていた。
とりあえず皆は、係員の後に続いて部屋を出ていく。
そして階段を上り、船のデッキへ向かう。
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