謎の招待状

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木田(アメリカだかなんだか知らねぇが、日本の力を見せつけてやる) 訳も分からず試合と言うのに、木田はやる気満々! 尾崎(野球の本場と呼ばれる国の力を知るいい機会だ) 次郎も内心ワクワクだった。 デッキに上がると、広いグラウンドが目に写った。 木田「す・・・すげー!」 外野には綺麗な人工芝が広がり、そこそこ高い柵が設けられている。 一三塁側には、プロが使うようなベンチが設備されていた。 野口「来ましたか。道具を持って来ていない方は、こちらで一式用意してますので、レンタルして下さい」 持って来ていない数名が借りに行き、持参した者らはベンチでそそくさと着替える。 次郎と木田は自分らで、使い慣れた道具を持参した。 その後、キャッチボールやストレッチなどでウォーミングアップを行う。 ちなみに次郎達は一塁側ベンチだ。 野口(まあ彼らがアメリカ代表に勝てる訳がない。本当の目的は・・・君達にボロ負けしてもらうことだ!) 野口は不適な笑みを浮かべ、三塁ベンチに座っていた。
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