幼少期あたり

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幼少期あたり

そしてようやく本文に入っていきます。 あの有名な冒頭 「恥の多い人生を送ってきました」 から人間失格は始まります。 そんで写真の説明。なんか集合写真みたいなのでみんな中途半端な顔してるのに一人だけやけに極上スマイルな奴がいる。 それが主人公の葉蔵。 更に学生服のハンカチがいい感じだったり野外でみんなが見ている前で恥ずかしい目にあったりとなかなかナイスガイな葉蔵。 (ちなみにこの話は一部を除いて葉蔵の自分語りです。) 更に葉蔵は空腹を全く感じない体質らしく、食事がつまんなかったらしいです。 そんで面白エピソード。 ①葉蔵、欲しくもない獅子舞を貰う羽目に。 ②葉蔵、あられもない姿をみんなに見られた上に写真に撮られる。 ③一人映画館。 しかしこの葉蔵はなかなか人気者でモテモテだったらしく、親戚のお姉さんを慰めたりしてたみたい。 それにしても、確か「とっくの昔に汚いことは教わっていた(下人や女中から)」みたいな感じのことを書いてあった気がするけど つまりは強姦されたってことだよね。 汚らしい下人に無理やり組み敷かれる年端もいかぬ少年。 悪くない。
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