日常

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そして玄関で靴を履き 「いってきます」 もちろん私しか住んでいないから返事はないのだけれど。 玄関の扉を開けると太陽の光が身体を突き刺す。 そして布団から出たときと比べるとサングラスをしている分マシだが視界は白くなる。 いつまで経っても朝には慣れない…。 家を出て数分も歩いていると電柱の前で立っている同じ制服を着た女の子が視界に入る。 女の子は私を見ると少し微笑んだ。 「おはよう~」 「おはようございます、美奈」 美奈は私の友達。 高校に入ってまだ一週間だけど最初にできた友達ですぐに仲良くなった。
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