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アモン達は、大きなため息をついて言った。
「デーモン様。慣習には逆らう事になりますが、よろしいですか?」
デーモンは、苦笑すると言った。
「しょうがないだろ?翔がそれを望むんだ。俺だって、こいつは、泣かせたくねえよ。」
そう言って、翔の頭を撫でる。
翔は、肩をピクリと震わせる。
魔王達は、翔の近くに行くと皆次々に、翔の頭を撫でる。
「翔様ーーー泣いちゃあダメだよ?」
レヴィアタンの声に、翔は、ヒクっと肩を震わせる。
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