* 第1章

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「どうする?委員長…」 多すぎる人数に、 さすがにクラス委員も 困っている。 「…う~ん、これは ジャンケンしかないな。」 「「ジャンケン!?」」 「仕方ないでしょう、君達、 譲る気はないみたいだし。」 そう言われ、図星だった男子達は一斉に立ち上がった。 乃依も呆れた顔のまま 立ち上がろうとしていたけど、 周りの女子達が止めていた。 乃依が負けて移動でもしたら、 キリがなさそうだしな。 まずは、自分の近くのライバルと1対1でジャンケン。 ――絶対負ける訳には いかねぇ…!  
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