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「どうする?委員長…」
多すぎる人数に、
さすがにクラス委員も
困っている。
「…う~ん、これは
ジャンケンしかないな。」
「「ジャンケン!?」」
「仕方ないでしょう、君達、
譲る気はないみたいだし。」
そう言われ、図星だった男子達は一斉に立ち上がった。
乃依も呆れた顔のまま
立ち上がろうとしていたけど、
周りの女子達が止めていた。
乃依が負けて移動でもしたら、
キリがなさそうだしな。
まずは、自分の近くのライバルと1対1でジャンケン。
――絶対負ける訳には
いかねぇ…!
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