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「よろしくな、乃依!」
わざと明るく言ってみる。
「・・・・・」
しかし乃依は少し俺を睨むと、
また空へと視線を戻した。
やっぱり嫌なのだろうか…。
予想はしてたけど、
さすがに傷つく。
だけど、他の男と一緒になんてさせたくなかった。
彼氏でもないのに嫉妬するのは少しむなしいが。
まぁ、これで放課後
彼女と居られるんだ。
それだけでも、俺にとっては
じゅうぶん嬉しかった。
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