* 最終章

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* * * * * * とりあえず、 乃依に謝る事は出来た。 だけど… 俺の告白をまだ嘘だとは思ってほしくない。 先はまだ遠いんだな…。 ――装飾係が呼び出されたのは 階段の装飾がまだ外れてなく、 軽く説教みたいなものだった。 俺たちは関係ねーだろ。 犯人探しのためか? 全く迷惑だな。 それでも呼び出されて 嬉しかったのは確かだが。 話しはすぐ終わり、あっさりと帰らせてくれた。 再び乃依と廊下を歩く。 「…なぁ乃依、さっき何か 言いかけてたよな?」 「えっ・・・あ、うん・・・。」 乃依は焦っているようだった。 少し顔も赤いような。 「別に、無理して言わなくても良いんだけど…。」 ――俺がそう言った 瞬間だった。  
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