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「好きって…あ、頭を打ったから言ってるんじゃないよな?」
彼女は怒った顔で
首を横に振る。
「…冗談とか?ドッキリとか」
彼女は怒った顔で
首を横に振る。
「そっか…
じゃあ信じて良いんだな」
彼女は笑って、頷いた。
――伝えたかった。
「好き」だと。
もし伝えたられたら、
俺と向き合ってほしいと
思ってた。
心の準備が出来てない。
気がついたら、
彼女を抱きしめていた。
乃依は何も言わないし
拒もうともしない。
――もう、はなさない。
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