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「――では次に、学校祭の
係り決めをします。」
眼鏡をかけた、いかにも委員長っぽい委員長がHRを進める。
――係りか。
どうでもいい。
そう思っていた…けど。
「俺、乃依様と
同じ係りが良いな!」
「あ、俺も!」
………!
こいつら…!
「委員長、俺も!」
必死に俺も手を挙げる。
ほんと、バカみてぇだ。
乃依も呆れている顔で
こっちを見る。
だけどとりあえずは
近づかなければ。
伝える事すら出来ないだろ?
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