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深夜、僕はとあるマンションの呼び鈴を鳴らした。
「は~い…」
聞こえる高い声と、カチャリと云う解錠の音。開けられた扉から覗く笑顔の君。
『今晩わ。』
僕が笑うと君も笑って部屋へ、と促され彼女の部屋へと入った。
チャチなプライドもへたな遠慮もいらない。
「彼女、いいの?心配するんじゃない??」
何処かふて腐れた様に言う彼女の腰を引き寄せ軽く唇を合わして笑う。
『大丈夫だよ…それより…』
「…ッあ、」
彼女上手くごまかして、
君と獣になれる密会…‥・・
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