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朝、隣で眠る彼女の額に軽くキスを落として脱ぎ捨てたワイシャツを来て身支度を整えた。
「んッ…帰る…の…ッ?」
呂律の回らない喋り、振り向き彼女を見れば眠たそうに瞼を擦り不満そうに口を開いた。
『帰るよ、アイツが心配するからね。』
僕は苦笑いをした。
「たまには一日過ごしてくれないの??」
泣きそうな君に軽くキスをして笑う。
『ごめんね、アイツがいるから。』
どんなに甘えられても、どんなに体を重ねても、君の…゙彼氏゙になる気はない。
「…それでいいから、他の女の子の所には行かないで…ッ」
『君も、他の男と遊ばないでね。だって、僕は…』
それでも束縛、ジェラシーはある。
でも僕の愛はアイツだけの物。君に対してば愛してる゙じゃないんだ。
『君だけの゙特別゙でいたい。』
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