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近「君達…帰る場所は無いんだろう?」
そう聞いてくる鼻水と涙でぐしょぐしょのゴリラに純と巫琴は軽く抵抗を感じた。
純「は、はい…」
近「そうか…じゃあ此処にいると良いっ!!」
その言葉にこの場にいる全員は驚いた。
土「はあ!?何言ってんだ近藤さんっ!!」
近「良いじゃないかトシ。家が無いんだぞ?見殺しなんて出来ん。」
近藤は一度決めたらそう簡単には折れない。
土「…はぁー。
分かったよ。反対しても意味ないみてぇだからな。」
そう言って頭を掻く土方はまだ納得いってないようだ。
沖「って事で、あんた等は今日から真撰組の一員でさァ。」
純「ほっ本当に良いんですか!?」
純は目を見開いた。
土「ああ…局長が言ってんだからな…」
巫「やったああーー!!!」
そう言って喜ぶ巫琴の目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
近「それじゃ、2人に部屋を案内してあげなさい。総悟。」
沖「分かりやした、ついてきてくだせェ。」
そう言われ、2人は部屋を後にした。
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