下校そして約束

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僕は生徒会室を出て下駄箱前に来て思い出したことがある。 …それは桂木春乃のことだ。 彼女は待っていると僕に告げていたが… 「はぁ…仕方ない教室に行ってみるか…」 僕はしぶしぶ教室に向け戻り始めた。 「流石にいないよな…時間も結構経ったし…」 今壁に掛かっている時計5時を過ぎている。 「仕方ないよな…帰るか…」 僕は教室を出ようとしたとき、 ガタッ と背後から音がした。 「ん?」 僕が振り向くと何も無い。 「気の…せい?」 ガタッ また音がした。 「おいおい…入学早々事件か?探偵の僕が解決策を編み出すしかないか!」 僕はそんなことを言っているが足がガクガクと震えている。 「べっ別に怖くないんだからね!」 何を言っているんだ? 僕はツンデレになった。
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