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「浜中君を待ってたんだけど…暇になっちゃったから脅かそうと思って掃除用具箱に入ったら出れなくなっちゃって…でも失敗しちゃったね…」
桂木春乃はエヘヘと恥ずかしそうに笑った。
失敗してないよ?
だって僕はめちゃくちゃ怖かったもん…
「そっそうなんだ…」
「う、うん…」
「……」
「……」
なに!?この沈黙は何ですかっ!?
「か、桂木さん…「春乃!」
「え?」
「あの…私のこと春乃ってよ、呼んでください」
「で、でも…」
「昔…みたいに呼んでくれませんか?」
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