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「この公園ってこんなに綺麗なんだ!」
夜の公園は昼間より幻想的であった。
「浜中君座ろ?」
「うん」
僕と桂木さんは近くにあったベンチに座った。
「なんか懐かしいな…昔は良く浜中君と遊んだなぁ」
昔遊んだ場所…
「ごめんわかんない…」
「いいの…すぐに思い出さなくても…」
「ねぇ…良かったら昔のこと教えてくれないかな?」
「うーん…少しだけね?」
桂木さんはうーんと昔の想い出を思い起こしている。
「昔は浜中くんは私より背が小さかったの…いつも私の後ろをついてきて、よく姉弟に間違えられるほどだった」
「…」
恥ずかしい…今日はどれだけ恥かけばいいのだろう…
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