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「桂木さん？」
「春乃です！」
聞こえてんじゃん！
とツッコミたいが僕はグッと抑えて…
「あの…春乃？」
「何ですか？浜中くん？」
「そろそろ帰らない？ドラえ…じゃなくてもう暗いし…」
「そうですね…」
なんで寂しそうなんだ？
「良かったら送っていくよ？」
さすがにこんな美少女を一人で帰らせたら探偵として…
「えっ？いいの？」
春乃はまさか！というような驚いている。
「春乃が良ければだけどね？」
「良いわよ！」
早ッ！
「じゃあ帰ろうか？」
「…うん…あのね…」
春乃はもじもじしながら問いかけてきた。
「手…繋いで良いかな？」
手を繋ぐ？
「は？」
「だから！手繋いでいい？」
「全然良いよ？でもなんで僕と？」
「男だったら気にしないの♪♪」
と僕の右腕に抱きついてきた。
春乃さん！当たってますよ！
貴女のツインマウン…ゲフン…
「じ、じゃあ帰ろうきゃ…」
ヤバい緊張のあまり噛んでしまった。
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