下校そして約束

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僕は緊張してほとんど覚えてないが、春乃を家に送り届けた…と思う。 ------------------------------ そして帰宅後… 「ただいま!」 「おかえり」 僕が家に着いた時は20時を過ぎていた。 ドラえもんが… 「あっ!そうだ…優斗宛に手紙が届いてるわよ?」 「ん?手紙?」 母から渡された一通の手紙… これがとんでもないことになるのは知らないだろう。 「学園から?」 学園からの手紙? いきなり遅刻したから退学とか? 「母さんハサミどこ?」 「ハサミは…引き出しの下!」 「わかった!」 僕はハサミを取り出して封筒を切り始めた。 「よし切れた…でも何だろう?」僕は中から手紙を取り出した。 ------------------------------ 学生寮設立のお知らせ このたび学生寮を設立し本校の在校生原則寮に入ってもらいたいと思います。 …………… ------------------------------ 何ですか?この手紙は? 「優斗?何だったの?」 「…ハイ」 手紙を母に渡すと… 「寮暮らし?良いじゃない!」 と賛成してるし…
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