幸せ

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公園に近付いた時前から自転車にのった彼がいた。 『遅い!』 彼が微笑みながらそう言った。 『ご、ごめん』 あたしも微笑みながら応えた。 『はい』 『えっ!』 『疲れたからお前が前』 そう言うと彼は自転車の後ろへと移動した。あたしは言われるが真間に自転車にのり運転手になった。 『どこ行くん?』 『真っ直ぐ』 『分かった』 沈黙が続きながらもあたしはひたすら運転した。 途中始めに話しかけたのはあたしだった。 『なぁ!名前まだ聞いてない』 『そうやっけ?』 『うん…』 『俺の名前は祐希やで』 『祐希?ぢゃぁ祐でいいや』 『いいやってなんやねん!(笑)』 『あははは!失礼やった?』 『別に…次、右なぁ』 10分くらい運転してたどり着いたのは一軒の家の前だった。 『祐の家?』 『俺の家じゃなかったら誰の家?(笑)』 『あたしの家?(笑)』 『あほか(笑)はよ行くぞ!』 祐希の家はどこにでもある様な家だった。 『祐の親居る?』 『う~んだから静かにすぐ入ってな?!』 中に入るとキッチンと2つの部屋があった 01つの部屋には両親らしい人と赤ん坊が居た。 あたしは『お邪魔します。』と軽く挨拶をしてすぐに祐希の部屋にはいった。
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