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携帯をみたらメールが来ていた。
何してるん？
その一言のメールはﾄﾓｷからだった。
妊娠した
そのメールを送って1時間がたった。
♪♪♪♪♪♪
『はい』
（どいうこと？）
『妊娠した』
（それは分かった！誰の子？）
『ﾄﾓｷの子じゃないょ…』
（まじﾋﾞｯｸﾘしたわ）
『ごめん…でも…誰かに相談したくて…ﾄﾓｷしか浮かんでこやんかったから……』
（男なんて言ってるん？）
『連絡とられへん』
（はぁ？どぅいう事？）
『別れてから一切連絡先が分かれへん』
（病院行ったん？）
『ううん検査約にプラスって出た』
（なんヶ月なん？）
『2ヶ月ちょっとぐらい』
（そっかっ）
『うん……』
（産むんかぁ？）
『産みたい……ケド…』
（それはお前が決める事やから口出しできひんケド……おろした方がいいと俺は思う）
『………』
（俺今、仕事中やから後でまた電話するから）
『ごめん…ありがとう…』
（難しい思うケドあんま考えへんようにしとけ）
『…うん』
そうして電話は切れたさっきまで何も考えようとしなかったあたしはﾄﾓｷの声を聞いて少し気が抜けたのかﾋﾀすら涙を流した。
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