高校時代

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高校時代

あたしは高校に行っている時バスケ部だった。 練習の毎日で体育館はバスケ部しか使って居なかった。 あたしはバスケが大好きだった。どんな練習でも頑張っていた。 その日もいつもの様に練習をしていた。 『さなさんナイスシュート』 調子よくシュートも決めれ機嫌が良くいつも以上に張り切っていた。 しかしオールコートでダッシの練習の時さっきまで軽かった体が急に重く感じた。 (いつもなら軽くこなせるのに…) 練習が終わってもずっと不思議に思っていた。 そんな日々が続き(早く体調を戻さないと)とあたしは凄く焦っていた。 なぜなら1週間後には全国大会が開かれるからだ。 『さな!ボールちゃんとキッチして!!』 『ごめん…』 『さなどうしたん?最近へんやで?』 『なんでもない…』 『じゃぁしっかりして今さなにしっかりしてもらわないと他の皆に迷惑やで!』 『…分かってる…ごめん』 気持ちでは分かっているケド体がゆうことを聞かない。 そして全国大会当日あたしは今までの失敗をしないように気合いをいれ集中した。 試合は2クオータの5試合 4試合まで勝ちのこり後は最終試合の1クオータだけだった。 残り時間はあと20秒のディヘンスこれを乗りきれば全国大会優勝 『さな絶対ミスなし完全に止めに入るで!!』 『うん!よし気合い入れて最終試合かつで!!』 選手達は勝つ事しか考えずコートに立った。 ピー 試合開始の音がなった。 『さな大丈夫その調子!』 『ヘルプ行くよ!』 10!9!8……… カウトが始まった。 残り5秒 自分がマークしていたオフェンスがシュートをきめようとした。 あたしはとっさに守りに入ろうとした。 その時だった。 ドクンッ (えっ?) 体が動かない ぴー 試合終了の合図 『ヤッター!勝った!』 周りから喜びの声がした。 あたしは得点を見た。試合は2点さで相手チームの勝ちだった。 仲間は皆泣いていた あたしはぼーぜんとその場に立ちつくしていた。
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