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覚悟
あの日から一月がたった頃だった。
あしは珍しく朝早くに起きた。
『気持ち悪…』
体のダルさと異常な気持ちわるさそして吐気あたしは風邪を引いたらしい。
『どうしたん?顔色わるいで?』
あたしの姉は心配そうにあたしの顔覗いた。
『風邪ひいたんちゃう?しらぁん』
『遅くまで毎日遊んでるからやで!熱は』
『うっさいわ!熱無いから大丈夫やぁ』
『今日はバイトあるん?』
『あるょだから2時に起こ……うっ』
あたしは吐気がしたのでトイレへと走った。
『うっ…ゲホッゲホッ…』
『大丈夫かぁ?』
『あ゛~?…ゲホッ』
しばらくの間トイレに引き込もった。
出た時には気力がなくなっていた。
次の日になっても吐気はおさまら無かった。
気分が悪く横になって居たら。
出かけていた姉がビニール袋をてに持ち帰ってきた。
『おかえり…何処いってたん?』
『グレープフルーツのヨウグルト食べる?』
『食べる!』
『その前にこれしといで…』
『はぁ!?何やねんこれ?ぉちょくってるん!?』
『良いからはよしてこい!!』
姉があたしにわたした物それは妊娠検査薬だった。
あたしは仕方がなく言われるがままにした。
『あほらしい…こんなんしても何もならんわ!!』
とか言いつつあたしは不安でいっぱいだった。
そして
『何これ……』
『やっぱり』
印はプラスだった。
『どぉすんの?』
姉は経験者だから冷静だった。
『どうするって…だって…』
『父親分かってるん?』
『………』
『はぁとにかくお母さんには言うで』
あたしは何も言わず部屋にとじこもった。
あたしは呆然と横たわっていた。
気が付けばそとは真っ暗で時間は深夜になっていた。
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