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[大丈夫かい??気を落とすのは当り前だか100%死ぬわけではないよ?だから頑張ろう。]
医者は病室から出て行き静けさだけが残った。
『…死ぬのか…その方が……』
…良いかもしれない。
この先辛い思いをするのなら死んだ方が良い。
僕はそんなに強い人間ではないから…
一輝も僕が居なくっても大丈夫。
強いから…大丈夫。
病気のことは一輝には言わない。
だってもう僕の事は好きじゃないみたいだから…
ガラッ
「楓!!!!!」
『!!?』
一輝が息を切らして来た。
「大丈夫か?公園で倒れてたから…俺…楓が死んじゃうかと…」
…嗚呼。
一輝が病院に運んでくれたんだね?
ありがとう。
君は優しい。
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