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『大丈夫だよ?軽い過労だから…心配かけてごめんなさい。』
一輝は笑って言った。
「良かった!!」
そして僕を優しく抱き締めた。
「あまり無理すんなよ。しばらく仕事も休めよ?」
『うん。分かったよ。今日は念の為帰れないから…』
そう言って一輝に微笑む。
「分かった。じゃあもう帰るな!ゆっくり休んでね!」
一輝が帰ったあと中井先生を呼んで一輝には病気の事は言わないで欲しいと頼んだ。
後、明日には帰ると言って先生の返事を待つ。
[分かっているのか?またいつ倒れるか分からないんだぞ?]
本当に心配してくれている。
だけど、…
『分かっています。だからこそ今出来る事をやりたいんです。』
僕の強い願いが先生に届いたのか了承してくれた。
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