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「じゃあここはどこやねん？」
「･･･ここがどこか分からずに転校してきたのか？」
「えっと･･･せやなぁ･･･そうなるかなぁ･･･」
この娘･･･大丈夫か？
「そーいえばここってどこ？」
「龍崎?!」
お前もだったか!!
「どうしたの？」
後ろから馴染んだ声がした。
「あぁ･･･京か･･･」
「なんかさっきより憔悴してない？」
「二人でこうも疲れるボケをかましてくれるとは思わなかったよ･･･」
そして、経緯を京に話した。
「･･･成程ね･･･亀宮さんもそっち系だったわけね」
「そういうことだ･･･」
「そりゃ疲れるわね」
「で、ここはどこやねん？」
「そうそう」
亀宮少女と龍崎がまだ聞いてくる。
「もう知らなくていいんじゃねぇか？」
「確かに･･･二人とも聞いても忘れそうだものね」
「確かに必要ないことは覚えてないね」
もういいよ、こいつは･･･
「うちなんか必要なことも忘れてまうで」
もう手遅れだ、この娘･･･
「すげぇ!!負けた!!」
「お前ら二人はなんの勝負をしてんだ?!」
マジで疲れる･･･
「･･･あれ、そーいえばこれってなんの話やったっけ？」
「･･･俺は今すごい虚脱感がするよ」
「心情お察しするよ･･･」
「あれ？朱雀のお嬢さんやん」
「今頃気付いたのか？」
「うん」
なんか京、可哀想だな･･･
「･･･あれ？」
「どうしたのジュン？」
「今亀宮さん、朱雀のって･･･」
「あ、護でええよ、白虎さん」
「えっ?!」
京の事は苗字を読んだだけだとしても何故白虎の事を？
「うちは亀宮 護。ﾌｧｲﾅﾙﾛｰﾄﾞ･四神将の玄武。ｶﾞｰﾃﾞｨｱﾝや。」
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