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ミサキの恐怖が最高潮に達したそのとき。
「ミサキさん!!助けに来たぜ!!」
「あ、コラ竜二!俺のセリフ!!」
「まぁ…困ってるレディを見殺しにはできねぇからな…」
三機の戦闘機がやってきた。
「みんな…来てくれたのね!!」
ミサキの顔がぱぁっと明るくなった。
「ミサキ、いったん戻ってきてくれ。そのダメージでは危険だ。」
博士がミサキに通信を入れた。
「分かったわ、お父様。」
戦闘はミサキから竜二たちへとバトンタッチされた。
「ミサキさんをいじめた罪は重いぜ!!」
武はそう言った後、ニっと笑った。すると、ミサキがモニター越しから微笑み返した。
武はあまりにも嬉しくて、シートごとひっくり返りそうになった。
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