第一話 燃えろ!青春バンカイザー!

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威勢よく戦闘が開始されたが、三機の戦闘機の武装はそれほど威力の高いものはなかった。高威力の武器を当てても、敵の装甲を少しかすっただけだった。 たちまち三人は不利な状況に陥った。 「く、くぅ…強いっ…」 竜二はこぶしを握り、歯を食いしばった。相手の地球侵略は始まったばかりである。それなのに、ここでむざむざと死んでたまるか!!そんな思いがふつふつと、心の底から湧きあがってきた。 「博士、何とかならないんですか!?」 半分叫ぶように竜二は言った。 それをモニター越しから見た博士は意を決したようにゆっくり、ある言葉を口にした。 「竜二君、『チェンジ・ユニオン、バンカイザー1』…と叫ぶんだ。」 「…分かりました。やってみます。」 竜二は目の前のモニターに映る敵を睨みつけ、思い切り叫んだ。 『チェェェェェェンジ・ユニオン、バンカイザァァァァァァワンッ!!』
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