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「これがバンカイザーロボの第一形態、『バンカイザー1』だ。メインパイロットは竜二君、君だ。」
「お、俺が…」
「そうだ。バンカイザー1は空中戦を得意としている。まだ他に二つの形態があるのだが…それはまたあとで説明しよう。」
そう言って博士はいったん通信を切った。
「よし、やってやる!!」
竜二は目の前の敵へと突っ込んでいった。ヘルメットから操縦方法や技の詳細が頭へ直接流れてくる。
「まずはこれだぁっ!!『バンカイハルバァァァァドッ!!』」
竜二はバンカイザー1の背中にあるハルバードを持った。そして敵を斬り、刺し、破壊していく。敵は一撃で爆発し撃墜した。
空中の敵はあと五体。
「まだまだぁ!!『フィンガァァァマシンガンッ!!』」
今度は十本の指からマシンガンが飛ぶ。
あと一体。
「とどめっ!『バンカイフラァァァァシュッ!!』」
機体の胸から熱光線が発射された。最後の一体はドロドロに溶けて跡形もなく消えた。
「す、すげぇ…」
三人はそのパワーに驚き呆れていた。
「すごい、すごいわ!こんなすぐにバンカイザーを操縦できるなんて!お父様があなたたちを選んだのも分かるわ。」
「みんなよくやった。帰還してくれ…と、言いたいところなんだが…敵はまだまだ君たちを帰さないつもりらしい…」
「えっ!?まだいるってのか…」
武は慌ててモニターをいろいろな方向に切り替えた。
「あっ…地上に五体、海にも五体いるぜ!!」
「マジかよ…」
「よし、隼、武!残りも片付けるぞ!!」
挽回戦士の戦いはまだまだ続くのであった!!
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