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メイトがゆっくりと、オッドに手を翳す。
「何を探り当てたの?」
メイトの瞳は悲しみに溢れていた。
メイトは命のつながり。
だが、ウォーリーにも繋がる。
悩んでも、メイトには見透かされてしまう。
「今のウォーリーは何代目だ?」
分からないことに悩むのを放棄したオッドは、素直にメイトに聞いた。
自分が途切れながらも眠りについている間に。
何か入れ替わりはあったはずだ。
聡明なメイトなら、知っているはず。
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