キリエ
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狩りの時間。 ゆっくりと、オッドは古い箱を取り出した。 随分開けていない。 ただ一つ。 変化の力以外に与えられた、武器。 磨きあげられたそれは、オッドの左手甲から肘までを覆う甲冑の一部のようなもの。 唯一、オッドにわたった聖なるガードだった。 使うなんて、思っていなかった。 このまま平穏に、ユウたちと暮らしたかった。 しかし。 それを自分から。 迷いが生まれる。
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