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今日は土曜日。
俺こと春宮涼はいつもの如くぐっすり寝ていた。
涼「ふぁあ……」
違和感を感じつつ、体を起こした。
……体を起こした。
…………体を起こした⁉
体は起きた感覚だが、俺の目線は天井を向いていた。
下を向くと、首から上が無い人の姿が見えた。手を動かすと、俺のような動きをする。
涼「アレ⁉コレ頭取れた⁉」
軽い思いつきで言ってみたが、よく考えると、辻褄が合う事に気付いた。
手探りで頭を探し、首の上に持ってくると、やっと今までモヤモヤした何かがスッキリした気分になった。
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