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あの場を離れた後、僕は止まった
なんで、みぞ殴ったんだっけ?
俺はその頃、謝るのが苦手
だから引き返すのは無理だった
心の中で明日、謝る替りに会いに行くことにした
嫌われた事を承知で
次の日
「会長さん!返事を聞かせてくれますか?」
君はあそこにいた
しっかりいた
「昨日僕、暴力振るわなかったケ?」
「いやぁその後、食欲失せましたよ~」
何故笑顔で笑ってられるのだ?
「…腹を…みぞを…殴られたんだぞ?」
「会長さんは、ツンデレだからですかね?」
「ツンデレ…?」
「会長さんツンデレ知らないんですか!?」
え?ツンデレって!?
何それ?
「なんだいそれ?」
「会長さん世間知らずですね…」
「辞表でみたことはないんだ」
「ツンデレの意味は……………………………」
ちょっと!止まらないで
「意味は?」
「そうだそうだ!!
嬉しいんですけど、それを隠す為に酷い事を言ったり、酷い事をしたりすることです!」
じゃあ、僕は…
「僕は昨日、君に告白されて…」
顔が熱くなった
そして、
身体中がドキドキとして
くらくら倒れそうになった
「会長さん?」
「あ…ぁ…その…」
「どうしたんで「付き合おうか?」
「………ぇ?」
「恋としての付き合いをしょう」
「本当にいいんですか?」
「僕でよければ、恋の付き合いをね」
「ふぇ…ぁ…」
そして、
君は初めて僕の前で泣いた
「何故泣くんだい?」
冷静に言っていたが
心のほうでは、パニックに落ちていた
「スミマセン…私…私…嬉しくて…」
「嬉しいのに何故泣く?」
「嬉し涙とやらです!」
意味がわからなかった
また、意味不な言葉
この頃の俺は、世間知らず
いや、今もかもね
、
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