約束

2/6
前へ
/136ページ
次へ
「それじゃあ、約束しないか?」 俺がヒナギクに切り出した。 「・・約束?」 「そっ、約束だ。 俺は今後、今日みたいな無理は絶対にしない。 お前は俺の前ではなるべく笑顔でいること。 約束、できるか?」 ちょっと無理な条件だとは思いながらも、聞いてみた。 すると彼女は… 「分かった。 なら絶対守ってよ、隼人君♪」 彼女は目を赤くしながらも笑顔になって俺を見てくれた。 その顔はまるで天使のようだった。
/136ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加