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「・・よし、それじゃあ印だ♪」
俺はヒナギクに近寄って言った。
彼女はすべてを理解しているようだった。
「いっつもあなたばっかりでずるいじゃない♪
だから私から♪」
そう言って彼女は俺の唇にキスをした。
俺の顔はみるみる赤くなっていった。
「・・男がふつうはエスコートするじゃんか。」
ちょっと悔しかったのか、負け惜しみを言ってみた。
「女だって負けていられないのよ♪」
からかい口調で言ってきたけど、やっぱりこんなひと時が一番楽しいと気がついた。
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