34人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・よし、それじゃあ印だ♪」
彼は私に近寄って言った。
あの時のようにするんだな…
そう思った私は、負けないように言った。
「いっつもあなたばっかりでずるいじゃない♪
だから私から♪」
そう言って私は彼の唇にキスをした。
彼の顔はみるみるうちにトマト色になった。
照れている彼、かわいい♪
「・・男がふつうはエスコートするじゃんか。」
ちょっと悔しかったか、負け惜しみを言っていた。
「女だって負けていられないのよ♪」
面白半分にからかい口調で言った。
私にとって、こんなひと時が一番幸せなんだと思った。
最初のコメントを投稿しよう!