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「桂さん!
鳥野と付き合ってるってほんとなんですか?!」
私が登校すると一気に私に群がってきた。
みんな隼人君絡みの話ばかりだ。
学校の噂とは恐ろしい…
そうと思いながらも冷静にこう答えた。
「美希から聞いたんだ。」
「そうですよ!
それで信じられなくて聞いてるんじゃないで・・!」
「お、ヒナの周りはいつものように群がってんなぁ~…」
女子たちの話を無視するように現れた隼人君。
全身は完治してないようで、所々包帯を巻いていた。
「隼人!
何で病院にいないの?!」
驚きのあまり駆け寄った私。
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