先輩と奈保さんと私と

28/37
前へ
/640ページ
次へ
「俺…は…」 先輩の声が震えている。 私はその言葉に黙って耳を傾ける。 「奈保が好きだったよ…。初恋だった。奈保のおかげで色んな事を知ったよ。だから…」 「…本当にありがとう。」 そう言って先輩私を力いっぱい抱きしめた。 .
/640ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10081人が本棚に入れています
本棚に追加