屋上にて

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近づいてみると、その子が寝ている事に気づいた。 日光が当たって髪がキラキラと輝いている。 「気持ちよさそうに寝てるな…。」 しばらくその子を眺めていると、なんだか眠くなってきた。 いつももたれ掛かるのに使っている壁はこの子が使っているし…。 ふと、その子の足に目を向ける。 あ…なんかちょうど良さそうだ。 そう思ったのを最後に俺の思考は途切れた。
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