屋上にて

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それから数秒後、俺は本を貸す事を承諾する事になる。 "枕"になってもらう事を条件に… 俺は心のどこかで、もう少し一緒に居たいと思ったのだろう。 枕なんて、口実で。 奈保の面影を追いつづけていた俺は、いつの間にか他人の中でそれを探し初めていた。 .
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